村人の生活 −冠婚葬祭・行事 |
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1年滞在すると、ひと通り村の行事を目にすることができました。公共交通機関が無く来るのがたいへんなこの村にも結構人の出入りがあり、行事のために他所から人々がやってきたり他所へ旅行に行ったり、村人のさまざまな人生の節目を垣間見ました。 |
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結婚といっても役所に届け出る法律上の結婚はまれです。この結婚式も、新郎新婦の家族が集まり、新郎側から結納品を新婦の家族へ贈り、承認しあうという儀式でした。新郎新婦がお酒を飲ませあったあとは、参加者みな飲み始め、宴会の始まりです。(この夫婦はすでに子持ちでした。) | 家族が亡くなり1、2ヶ月たつと、喪明けということできれいな服装をして、知り合いを招待し、パーティーを開きます。料理・お酒をふるまい、参加者は献金します。あとは飲んで踊って。 |
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洗礼式。これはキリスト教福音派のもの。 |
クリスマスは子どもたちのお祭り。きれいな服を着せてもらい、遊びにでかけます。 | |
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8月15日はコンゴ共和国の独立記念日。役所の前でVIPの観覧席を設け、村のさまざまなグループ、教会など団体が行進します。 |
独立記念日の病院スタッフの行進。エボラ出血熱のとき着用されていた感染防御服を着て。 |
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7−8月をピークに行われた割礼の祭。9歳から15歳ぐらいまでのあいだに村出身の男の子は必ず行います。割礼を行う当日に至るまで、家族・親戚含めたいへんな仕度があり、無事この儀式を終えることは一家にとって一大事です。村人にとってはお酒をふるまってもらえ、老いも若きも歌って踊れる楽しみなお祭り。2004年の1年間に62人の男の子が成人しました! 画質がとても悪いですが、動画で音とともに雰囲気をご覧ください。(Windows MediaPlayer) |
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