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基本情報

コンゴ共和国

コンゴ共和国は中部アフリカに位置する、日本より国土面積の少し小さい国です。人口は2004年の推定で約300万人(日本の人口の42分の1以下)。言語は公用語のフランス語のほか、リンガラ語、モノクトゥバ、キコンゴなどその他地域の言語多数。主要産業は石油です。(CIA −The World Factbookより)

国連平和維持軍の件で報道されるのは隣国、コンゴ民主共和国(旧ザイール)で、コンゴ共和国のほうは1997年の内紛後は目立って大きな紛争は起きていません。

   

オザラ国立公園

オザラ国立公園は、コンゴ共和国の首都ブラザビルから北へ500km離れたコンゴ北東部にあります。コンゴ政府森林経済省が、EUが出資して行っているECOFAC(エコファック)という保全・開発プロジェクトと一緒に公園を管理しています。面積は13540平方km、東京都の約6.4倍の広さです。

日本からの経路は、ヨーロッパ(パリ)経由、または南ア経由でコンゴの首都ブラザビルへ、首都からチャーター飛行機で2時間、または車で2日がかりです。ガボンから入るルートもあります。

 

   

首都から数時間は左の写真のように、整った舗装道路が続いて、車の通りも多くありません。

オザラに近づいてくると右側の写真のように、雨ででこぼこになった道に草木の覆いかぶさった状態。

 

 

観光
公園内の拠点ンボコからボートで川を移動、動物が見えやすい湿地帯に行きます。公園内のスポットには簡素なテントロッジがあります。
見られる動物
ローランドゴリラ、マルミミゾウ、シタツンガ、アビシニアコロブス、ブチハイエナ、モリイノシシなど

ンボモ村
ンボモ村は、オザラ国立公園の南西部の境界線上にあります。キュベット・ウエスト県ンボモ地方の地方事務所がある、いわば市役所所在地のような機能を有している村で、人口は約3800人(2002年)です。オザラ国立公園の事務所があります。

     

本サイトについて
本サイトは、作者・萩原幹子が米国魚類・野生生物局のアフリカゾウ保護基金の助成を受け、ンボモ村およびオザラ国立公園内で行ったゾウの畑荒らし問題の調査期間、2003年11月から2004年12月までに撮影した写真・体験をもとに制作しました。
このサイトに登場するンボモ村の人々はみな私の顔見知りばかりです。この場をかりてサイトへの協力にお礼を申し上げます、Matondo mingui!

★サイト作者は2005年11月よりオザラ国立公園北部のミエレクカ村にて活動中です。また北部の様子もいずれアップデート予定です(2007年3月現在)。


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